2009年2月27日金曜日

ヒルマン監督とインマヌエルの神

2年連続日本ハムをリーグ優勝に導いたトレイ・ヒルマン監督が、「我が信条」という小冊子の中で、ご自分が信じている神こそ真の監督という内容で、次のような文章を書いています。
「野球では、監督として、チームの勝算が最大になるように、毎回試合中にたくさんの重要な決断をしなければなりません。監督にとって、自分のチームの選手たちをよく知っておくことは大切なことです。選手たちの長所、弱点、またそれぞれのポジションで彼らが最高の力を発揮できるように、どう助けたらよいかを知っておかなければなりません。人生においては、全能で力強い、生きている神があらゆる人にとっての監督です。神は私たちが神との関係を持つようにと私たちを造り、私たちのことを何もかも知っています。私たちには弱いところがたくさんあるにもかかわらず、神は私たちを愛しています。・・・」
 ヒルマン監督が、選手たちが困難なときに誠実に対応して、選手たちの信頼を得たというエピソードは多くあります。それらはみな、監督自身が神様から学んだ方法によって選手たちに対応したということを証するものです。私たちの場合も、私たちを心の奥深くまで知ってくださり、私たちが弱いときにも、失敗したときにも、いつも側にいて、私たちを助け、励ましてくれる存在があったら、どれだけ幸いかと思うのです。
クリスマスは、まさに、父の神が私たちのために、「私たちと共にいる神」をプレゼントされたときです。今から二千年前に、地上に誕生したイエス・キリストがその方です。彼の別名はインマヌエルですが、それは「私たちと共にいる神」という意味です。彼は幼子として誕生して飼い葉桶に寝かされました。その誕生の姿は、今も、私たちの貧しく、汚れた心の中にも住んでくださると言うことを証するものです。また地上での三三年の生涯の後に十字架に付けられたのは、今も、私たちのために犠牲となって救ってくださるということを、三日後の復活も私たちに新しい力を与えて励ますことを示すのです。
 どうぞ、クリスマスシーズンにこのキリストに出会うために、いちど教会においでください。

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